(1) | 高橋 正雄 (横浜国大名誉教授) |
電解百話 第83話 電気化学をツールとして「不均化反応」を総合的に理解しよう いま、「化学に親しみ、好きになる」活動が盛り上がりつつある。それへのささやかな賛同として、これまでの「電解百話」に現れた(1)〜(6)の話題を具体例にし、「電気化学の手法」によって、これらが、総合的に、また明晰に捉えられることを示す。これによって、「電気化学に親しみをもち、好き」になって貰う事を願っている。不均化反応としては、(1) 試薬に硫酸第1銅はない。(2) 過酸化水素は酸素より酸化力が強い。(3) アルカリ金属の高次酸化物は二酸化炭素を吸収して、酸素を発生する。 (4) ホルムアルデヒドはギ酸とメタノールへ分解する。均化反応としては、(5) ナトリウムが酸素中で燃焼すると、酸化物でなく、高次酸化物となる。(6) 酸素を化学的に溶解させる溶融塩がある。 | |
(2) | 友井 正男(横浜国立大学大学院教授) |
エンプラを感光性ポリマーに変える新技術 | |
(3) | 錦 善則(ペルメレック電極株式会社 開発部 グループリーダー ) |
工業電解用電極材料の進展 | |
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